ブログ(アットホーム博多の森)
2019 .6.18
アットホーム博多の森
「巻き笛」運動を続けています♪
以前ご紹介させて頂きました「巻き笛」を使った吹き戻し運動(以下「巻き笛」運動)をみなさま楽しみながら続けています。
今回は「巻き笛」運動で入居者様にさまざまな成果が出ていることをすこしだけお伝えしたいと思います。
「巻き笛」運動に取り組むことで大きな効果を期待したいのがやはり食事の場面です。
特に飲みこみの力である嚥下機能を保ち、向上できるかが大きな課題ではないでしょうか。
現在、飲み込む力が低下されている方々を中心に毎日の食事前に30回ずつ「巻き笛」運動に取り組んで頂いています。
「巻き笛」運動を続ける事で、ミキサー食を食べられていた方が形ある食事を食べられる様になったり、飲み物につけていたトロミが必要なくなったりと少しずつ成果が出てきています。
また誤嚥性肺炎などの病気にならずに変わらず元気な姿で過ごせていることも「巻き笛」運動の大きな成果と言えるのではないでしょうか。
今後の課題は、入居者様がいつまでも好きな物を口から食べ続けられるように、いま飲み込む力に問題の無い状態をいかにして保って行くかだと考えています。
その為には現場で働く介護職の方々だけではなく、入居者様やそのご家族など、より多くの方々に興味を示してもらい「巻き笛」運動の輪をもっともっと大きく広げていく必要があると考えています。
そのためにもアットホーム博多の森では今後も試行錯誤をしながら「巻き笛」運動を“楽しみながら”続けていきたいと考えています。